食事・栄養

プロテインより先に食物繊維。痩せない人がまず足りていないもの

プロテインより先に食物繊維。痩せない人がまず足りていないもの
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坂本宗瞳
坂本宗瞳 / Muneto Sakamoto
株式会社WITH J 代表取締役
全国約70店舗を展開するパーソナルジム「NEXUS」のフランチャイズ開拓に携わりながら、自身も加盟店オーナーとして1店舗を運営。自分自身のダイエット成功体験が原点。記事はジム運営側の立場で書いていますが、数字を良く見せず、現場で実際に起きていることを基準にしています。
運動監修:NEXUSパーソナルジム

ジムに通い始めた人が最初に買うのは、たいていプロテインです。でも現場で食事報告を見ていると、タンパク質より先に足りていないものがあります。

食物繊維です。

「食事は気をつけている」「糖質も減らした」「プロテインも飲んでいる」。それでも体重が動かない人の食事記録を見ると、野菜・海藻・きのこ・豆がほぼ出てこない。ここが抜けたまま、タンパク質だけ増やしても体はうまく回りません。

食物繊維は「痩せる成分」ではない

先に誤解を解いておくと、食物繊維を食べれば痩せる、という話ではありません。

食物繊維が効くのは、もっと手前の部分です。

つまり「食べる量を自然に減らし、食べたものをちゃんと処理できる体にする」のが食物繊維の仕事です。

ダイエット中ほど足りなくなる理由

皮肉なことに、ダイエットを始めると食物繊維は減りやすくなります。

現場でよく見るのが、「糖質を抜いて、鶏むね肉とプロテインで固めた」食事です。タンパク質は足りているのに、便秘になり、お腹が張って、体重が止まる。食物繊維を戻すと動き出す、というケースは珍しくありません。

薬で食事量が落ちている方も同じです。食べられる量が少ないほど、その少ない量の中に食物繊維を入れておく必要があります。

1日の目安と、現実的な足し方

目安は1日18〜21g以上と言われています。日本人の平均は14g前後で、ほとんどの人が足りていません。

ただ、いきなり「野菜を1日350g」と言われても続きません。現場で伝えているのは、今の食事に1つ足す方式です。

タイミング足すもの目安の食物繊維
朝オートミール30g、またはバナナ1本約3g/約1g
昼コンビニなら海藻サラダ、または納豆1パック約2〜3g
夜味噌汁にわかめ・きのこを入れる約2〜3g
間食ナッツ一握り、または干し芋約2〜3g

これだけで1日8〜10g上乗せできます。全部やらなくていい。まず1つ、続けられるものから。

プロテインと食物繊維、どっちが先か

答えは「両方必要だが、順番は食物繊維から」です。

理由は、食物繊維が足りない状態でタンパク質だけ増やすと、便秘やお腹の張りが出やすく、結果的に食事全体が嫌になって続かないから。土台(食物繊維)を入れてから、材料(タンパク質)を足す。この順番のほうが続きます。

プロテインの選び方は別の記事に書いています。食物繊維が足りていない自覚があるなら、プロテインの前にそちらを1週間やってみてください。

足りているかの簡単な見分け方

数字を数えなくても、ざっくり分かります。

3つのうち2つ以上に心当たりがあるなら、足りていない可能性が高い。1週間「1つ足す」をやってから、もう一度この3つを見てください。

まとめ

自分の腸の状態をちゃんと知りたい方へ

食物繊維を足しても変わらない場合、腸内環境そのものに原因があることがあります。腸内細菌の検査で自分の腸のタイプを知る方法もあります。

食事全体を見直したい方へ

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※無理な勧誘は一切ありません。

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