食事・栄養

薬で食欲が落ちている時期に何を食べる?ジム経営者が自分の体で決めた「少ししか食べられない日」の食事

薬で食欲が落ちている時期に何を食べる?ジム経営者が自分の体で決めた「少ししか食べられない日」の食事
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坂本宗瞳
坂本宗瞳 / Muneto Sakamoto
株式会社WITH J 代表取締役
全国約70店舗を展開するパーソナルジム「NEXUS」のフランチャイズ開拓に携わりながら、自身も加盟店オーナーとして1店舗を運営。自分自身のダイエット成功体験が原点。記事はジム運営側の立場で書いていますが、数字を良く見せず、現場で実際に起きていることを基準にしています。
運動監修:NEXUSパーソナルジム

薬で食欲が落ちると、「何を食べるか」より先に「そもそも食べられない」が来ます。私自身がそうでした。1食が半分も入らない、朝は何も受け付けない、夕方に急に少しだけ食べたくなる。食事指導の常識が、そのまま当てはまらない時期です。

この記事は、食べられる量が少ない時期に、何を優先して何を後回しにするかを書きます。薬そのものの話はしません。使う・やめるは医師の判断です。ここに書くのは、食べられる量が減った体で、筋肉と体調を守るための食べ方だけです。

結論:量が半分なら、順番を変える。タンパク質→野菜→主食の順で、入る分だけ

食べられる量が半分になったとき、普段と同じ配分で半分ずつ食べると、タンパク質が一番足りなくなります。だから、食べる順番を固定します。

  1. 主菜(肉・魚・卵・豆腐)を先に
  2. 次に野菜・汁物
  3. 最後に主食(ご飯・パン・麺)。入らなければ残す

満腹で残すなら、残すのはご飯。これだけで、少ない量でも筋肉の材料が確保できます。別の記事で「筋肉を守る食事」を書きましたが、その土台がこの順番です。

食べられる日の食事の型(1食の目安)

食欲が落ちている時期に、現場で勧めている1食の形です。

優先内容量の目安入らないとき
1主菜:鶏むね・魚・卵・豆腐・ギリシャヨーグルト手のひら1枚分半分でもいいので先に
2野菜・汁物:味噌汁、スープ、温野菜小鉢1つ汁物だけでもいい
3主食:ご飯・おにぎり茶碗半分残していい

ポイントは「温かいもの」「柔らかいもの」「味が薄めのもの」です。食欲が落ちている時期は、脂っこいもの・冷たいもの・味の濃いものを受け付けにくい。蒸し鶏、卵スープ、豆腐、白身魚の煮付けが、現場で一番続いています。

食べられない日の対処

全く受け付けない日もあります。そういう日は、固形にこだわらないでください。

「食べられないから何も食べない」が一番筋肉を削ります。液体でもいいから、タンパク質だけは入れてください。

避けたほうがいい食べ方

食べられる日に揚げ物・甘いもので埋める 食欲が戻った日に「やっと食べられる」と揚げ物や菓子パンに手が伸びる。カロリーは入りますが、筋肉の材料にはならず、体調も崩しやすい。食べられる日こそ主菜を増やしてください。

1日1食にまとめる 「朝昼が無理だから夜にまとめて」は、胃に負担がかかり、翌朝さらに食べられなくなります。少量を3〜4回に分ける方が、合計は増えます。

食べられないのを「痩せるチャンス」と思う これが一番危ない。食べない期間が長いほど、落ちるのは脂肪より筋肉です。薬をやめたあとに戻りやすい体を、自分で作っていることになります。

体調の線引き

次の状態が続くなら、食事の工夫ではなく、医師に相談してください。ジムの判断で続けることはありません。

食事指導はあくまで「食べられる範囲で何を優先するか」です。食べられない状態そのものは、医療の範囲です。

まとめ

食欲が落ちている時期は、食事で頑張る時期ではなく、順番を守る時期です。それだけで、薬をやめた後の体が変わります。

食欲が落ちている時期の食事を相談したい方へ

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